Camecon Magazine

撮影テクニック 2024.02.10

雲の写真をおしゃれに撮る! 初心者でも簡単にできる撮影のコツ

この記事では雲や空の写真を撮影するときのコツを紹介しています。基本的なカメラの設定、被写体の選び方、撮影場所の選定などを解説。写真撮影を始めたばかりの人でも、簡単におしゃれな写真が撮れるようになります。

空を見上げて、雲の形や動きに目を奪われたことはないでしょうか? 雲は見る時間帯や天候によって様々な表情を見せてくれる自然の被写体です。最近はスマホのカメラ性能も向上し、手軽に綺麗な写真が撮れるようになりました。ちょっとしたコツさえ押さえれば、おしゃれな雲写真を撮影することができます。そこで今回は、初心者でも簡単にできる雲写真の撮影のコツをご紹介します。ぜひ、あなただけの雲写真作品に挑戦してみてください。 

雲の写真をおしゃれに撮るコツ

レンズ、カメラの設定、撮影時間などちょっとしたポイントを押さえれば、初心者でも簡単におしゃれな写真を撮影できます。それぞれについて詳しくみていきましょう。

>>「おしゃれ写真を撮るにはどうしたらいい?すぐにあか抜ける撮影のコツを伝授します!」

広角レンズで雄大さを表現

雲といえば眼前に広がるイメージが強い被写体です。焦点距離35mm以下の広角レンズを使うことで、空の広さが表現され雲の迫力やダイナミックさを強調することができます。 また広角レンズの遠近感を活かして手前に建物や山などの被写体を配置することで、雲のスケール感をより際立たせることができます。

露出補正はややプラス

雲は白く明るい被写体なので、カメラの自動露出ではやや暗く撮影されてしまいます。そこで露出補正をややプラスに設定することが大切です。 例えば青空を背景に白い夏雲を撮影する場合、雲の白さを際立たせて青空と対比させることで鮮やかさを強調させることができます。ただし、露出補正をやりすぎると、空が白飛びしてしまうので適切な補正を心がけましょう。

早朝や夕暮れの斜光を意識

雲をドラマチックに表現したい場合は、早朝や夕暮れの斜光を狙って撮影するのがおすすめです。 斜光は雲に陰影を作り出すため、雲の立体感や奥行き感を強調することができます。 また、斜光によって雲が紅色や金色に染まるなど、幻想的な風景に出会えるかもしれません。

PLフィルターで青空を強調

雲の写真といえば、抜けるような青空とセットでイメージする人も多いはず。青空を際立たせるには、PLフィルターを使うとよいでしょう。PLフィルターは反射光をカットする効果があるので、青空の青さを強調することができますよ。ちなみに、PLフィルターを導入する際には取り付けるレンズに合ったフィルター経の製品を選択しましょう。

雲の写真とセットで撮りたいおすすめの被写体

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美しい雲が眼の前に広がっていたとしても、雲だけだと少し寂しいと感じるかもしれません。雲の魅力を引き出すには、別の被写体を配置しましょう。雲の写真とセットで撮りたいおすすめの被写体をご紹介します。

>>「趣味のカメラがもっと楽しくなる!カメラ女子的おすすめ被写体」

電信柱

電信柱というと、通常の風景写真では避けたい構造物かもしれません。しかし雲と電信柱の組み合わせは、定番でありながら奥深い被写体です。 電信柱は雲のスケール感を表現するのに役立ち、また、雲の動きと電信柱の静止感のコントラストが面白い写真になります。 電信柱のシルエットを雲に浮かび上がらせるように撮影すると、より印象的な写真になりますよ。

飛行機

雲と飛行機の組み合わせは空の旅情を感じさせる写真になります。特に雲海を飛ぶ飛行機の写真は、まるで飛行機が雲の上を滑っているように見えて、とても幻想的です。 飛行機が雲間から顔を出す瞬間を狙ったり、飛行機雲と雲のコラボレーションを撮影するのもおすすめですよ。

高層ビル

都会的なイメージが強い高層ビルは、雲と合わせて撮影するのもおすすめです。 高層ビルの直線的なシルエットと、雲の曲線的なフォルムのコントラストが表現の幅を広げてくれます。 また、高層ビルに反射する光と雲のコラボレーションも美しい写真です。高層ビルの窓に映る雲を撮影したり、雲間から高層ビルが突き抜けているような構図で撮影したりと工夫次第で無限の可能性を秘めています。

綺麗な雲の写真が撮影できる場所

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美しい雲を写真に収めたいと思っても、なかなか良い場所が見つからないという人も多いかもしれません。そこで綺麗な雲の写真が撮影できるスポットを4つご紹介します。

>>「全国のシチュエーション別おすすめフォトスポット!写真例も!」

飛行機の中

飛行機に乗っているときに窓から見下ろす雲は格別です。 眼下に広がる雲海や雲間から見える地上の景色は、まさに絶景。 普段見上げている雲とは全く違う表情を見られるでしょう。特に高度の高い場所を飛行する飛行機では、雲の様々な表情を間近で見ることができます。 飛行機に乗る機会があれば、ぜひ窓から雲を眺めてみてください。

海岸

海岸は雲と海の両方を楽しめる場所です。 青空と白い雲、そして青い海は、とても美しいコラボレーションになります。 また、波打つ海と雲の動きを組み合わせることで、ダイナミックな写真を撮影できるでしょう。 海岸で雲を撮影する際は日の出や日の入りを狙うと、よりドラマチックな写真を撮影できますよ。

田園地帯

田園地帯は広大な田んぼや畑、点在する農家や風車などが雲のスケール感を強調してくれます。 また、田園地帯には人工物も少なく、雲の自然な姿を撮影することができます。 田園地帯で雲を撮影する際は、季節によって変化する風景も合わせて楽しんでみてください。

山間部

山間部は地上から雲を見下ろせるスポットです。秋の季節の条件がよい時には雲海が見られることも…。山間部で雲を撮影する際は早朝や夕暮れの時間帯を狙うと、より幻想的な写真になりますよ。

まとめ

雲は身近にありながらも、見る人によって様々な想像力を掻き立てる被写体です。今回の記事では、初心者でも雲をおしゃれに撮影できるコツを紹介しました。スマホでも簡単に撮影できるので、ぜひ試してみてくださいね。

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