Camecon Magazine

撮影テクニック 2023.05.17

ふんわり写真が撮りたい!マスターしたい3つのボケとポイントをご紹介

ふんわり写真とはいったいどのような写真なのでしょうか?またふんわり写真を撮るためにマスターしたい3つのボケや押さえておきたいその他のポイントをご紹介します。

SNSなどで見かけるふんわりした写真。可愛らしく優しい印象でおしゃれ感がありますよね。そんなふんわり写真を撮ってみたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?

今回はふんわり写真の撮り方やマスターしたいボケ、その他の押さえておきたいポイントをご紹介します。ふんわり写真には、特にボケが重要です。ボケをマスターし、ふんわり写真が撮れるようになりましょう!

ふんわり写真とは?どんな条件が揃うとふんわり写真になる?

ふんわり写真とは背景のボケ感が強く明るい写真のことです。ふんわりしていて、可愛さや優しさが感じられます。

ふんわり写真で重要なのがボケ感で、このボケ感を生み出すのものが「F値」です。

このF値を下げ、被写界深度を浅くすることでふんわりした写真が撮れます。F価が高い場合は、ズームレンズや望遠レンズでもふんわり写真を撮ることが可能です。また明るい写真の方がふんわり感がでるため、露出補正をプラスにし撮影しましょう。

ふんわり写真に大切なボケ感。ボケを使いこなし、ふんわり写真が撮れるようになりましょう!

ふんわり写真を撮るためにマスターしたい3つのボケ

ふんわり写真を作りだす「ボケ」

ここからは、ふんわり写真を撮るためにマスターしたい3つのボケをご紹介します。この3つボケをマスターし、あなたもふんわり写真を撮ってみましょう!

1.前ボケ

「前ボケ」は被写体の前にあるものをぼかすことです。

被写体にピントを合わせつつ、手前にあるものをぼかします。そうすることで、写真に立体感が生まれます。手前にあるものがボケていればいるほど、ふんわりした印象の写真ができあがります。被写体と手前にあるものの距離によって写真の雰囲気も変わってくるので、距離を確認しながら撮ってみると良いでしょう。

2.後ろボケ

「後ろボケ」は被写体の後ろがぼけている様子を指します。

被写体がくっきり写り、目立たせることができます。被写体を手前に置き、ピントを合わせ撮影することで背景がボケたテクニックのある写真が撮れます。被写体の後ろに写るものが遠ければ遠いほどボケるのが特徴です。主役となる被写体に思いっきり近づき撮ってみましょう。後ろボケはよく使われるボケで、比較的簡単にでき無意識に作られることも多いです。

3.玉ボケ

「玉ボケ」は背景が玉のように丸くボケる様子を指します。

被写体と背景の距離をとり、逆光で撮ることで玉ボケがうまれます。

玉ボケ写真を見ると、丸くキラキラ光っており何か機材が必要なのかと思われるかもしれませんが、特別なものは必要なく条件が揃えばできるものです。

玉ボケは電球がたくさん使われるイルミネーションや水辺、木漏れ日、葉っぱの表面のキラキラしている光の反射が見られるもので作ることができます。花火や夜景なども玉ボケを作ることで幻想的な写真が撮れます。キラキラ光るものは玉ボケの候補と言えるでしょう。

ふんわり写真を撮るために押さえたいその他のポイント3つ

ふんわり写真を撮るためにはボケ以外にもポイントがあります。

ここでは押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

1.逆光を取り入れる

ふんわり写真を撮るためには明るさも大切です。

露出補正をプラスにし、逆光を取り入れて撮影しましょう。こうすることで、写真全体がさらに明るくなりふんわり感が増します。「逆光にしたら暗くなるのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、露出補正の設定次第で明るくきれいに写真を撮ることができます。

2.色合いを工夫する

ふんわり写真を撮るときは、色合いを工夫することも押さえておきたいポイントです。

モノクロよりたくさんの色が入った写真の方が柔らかく見えます。また、淡い色合いに仕上げるためにはホワイトバランスを変えてみましょう。現像の際に色合いを変えるのもおすすめです。さらに、花の写真などを撮るときは、彩度をあげると花の色がきれいにでます。そして、空を入れることでさらにふんわり感が増すので、花などのふんわり写真を撮る際は空も一緒に入れてみましょう。

3.コントラストを下げる

コントラストを下げることで、ふんわりした印象になります。

コントラストを下げる方法として、写真撮影後に現像ソフトでコントラストを下げるか、フィルターを使って下げる2つの方法があります。フィルターは初心者でも簡単にふんわり写真が撮れるのでおすすめです。

まとめ

今回はふんわり写真を撮るためにマスターしたい3つのボケや押さえておきたいポイントなどをご紹介しました。ふんわり写真はボケ感が重要です。ふんわり写真が撮れるように、ボケを使いこなし写真の幅を広げていきましょう!

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