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グッズ 2023.08.21

カメラを始めるなら知っておきたいカメラ用語25選!カメラ本体・レンズ編

これからカメラを始める人&始めたばかりの人に向けて、絶対に覚えておきたいカメラ用語をわかりやすく解説しています。今回はカメラ本体とレンズに関する用語を25個ご紹介します!

「カメラについて調べると知らない用語ばかりで難しい」

「カメラ用語が理解できないからカメラの購入に困っている」

カメラを始めようと思っていても用語が理解できず使いこなせない人が多いのではないでしょうか。

この記事では、カメラ本体とレンズの基本用語についてわかりやすく解説しています。

  • カメラ本体に関するカメラ用語12選
  • レンズに関するカメラ用語13選

カメラ用語を理解して、後悔なくカメラを購入&使いこなせるようになりましょう!

カメラ本体に関するカメラ用語12選

カメラには様々な種類があり、それぞれ機能が異なります。

ここでは、カメラ本体に関するカメラ用語を12個紹介しています。

カメラ本体に関するカメラ用語を知っておくことで、自分好みのカメラを選ぶことができ、様々な機能を使いこなすことができるようになるでしょう。

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1.一眼レフカメラ

一眼レフカメラとはレンズ交換式のカメラで、カメラ内部にある鏡(レフ)で反射した光を見ながら撮影する方式です。リアルタイムに景色を見ながら撮影でき、撮りたいと思う瞬間にシャッターを切ることができるため、シャッターチャンスを逃しません。

2.デジタル一眼カメラ

デジタル一眼カメラは、レンズ交換式のカメラでデジタルデータとして写真を記録します。基本性能が高くきれいな写真が撮れ、レンズを交換するだけで表現の幅が広がるため、初心者でも扱いやすいカメラになっています。

3.ミラーレス一眼カメラ

ミラーレス一眼カメラとはカメラ内部にある鏡(レフ)がなく、軽量かつコンパクトに設計されているカメラです。持ち運びを重視したい人にはおすすめです。また、性能や画質が進化し続け、現在は一眼レフカメラを超える高性能なものもあります。

4.コンデジ

コンデジとはコンパクトデジタルカメラの略で、ポケットサイズのデジタルカメラのことです。レンズ交換がないため管理の手間が省けます。また、ズーム機能が内蔵されているためブレが少ないメリットがあります。

5.イメージセンサー

イメージセンサーとは、写真を記録するカメラの心臓部分で、半導体のセンサーです。イメージセンサーにより写真の画質はほぼ決定する重要なものとなっています。原理としては、カメラのレンズから入った光を電気信号に変換し、データ転送を行うという仕組みです。

6.フルサイズ、ASP-C

フルサイズとAPS-Cはセンサーの大きさの1つです。フルサイズは36mm×24mmの大きさで、プロ向けのカメラや上位機種に多く使われています。一方APS-Cは22mm×24mmの大きさで、入門機や中級機のカメラ、コンデジなどに使われています。

7.画素

画素とはピクセルとも呼ばれ、画像の最小単位のことです。画素数が多くなるほど細かく色が表現できるため、より解像度が高い鮮明な写真になります。一方で画素数が少ないとぼやけた写真になるので注意が必要です。最近のカメラの画素数の平均は2,000万〜5,000万が主流になっています。

8.ファインダー

ファインダーとは基本的にはカメラ上部に付いていて、「目で覗いてどのような写真が撮れるのか」「どれくらいの広さで撮れるのか」「ピントは合っているか」などを予測するための装置です。

9.光学ファインダー

光学ファインダーとは、略してOVFと呼ばれています。レンズで見ている景色をそのままファインダーで見ることができ、基本的に一眼レフに採用されています。

10.電子ビューファインダー

電子ビューファインダーは略してEVFと呼ばれ、ミラーレス一眼やコンデジに使われているファインダーの仕組みです。レンズから入る光の情報をセンサーで受け、ファインダー用の小型モニターで見ます。撮影前にどのような写真が撮れるか、ファインダーで全て確認し予想できます。

11.視度調整

視度調整とは、撮影者の視力に合わせてファインダーの見え方を調整する機能です。カメラに視度調節ダイヤルがあるため、ピントを合わせた状態で覗いてみて撮影者にとって一番見やすい状態にします。

12.水準器

水準器とは、撮影する際に水平と垂直が取れているかどうかを調べる装置です。特に水平が取れてないと違和感が残る写真になります。より正確に撮影したい人には外付けの水準器もおすすめです。

レンズに関するカメラ用語13選

  

レンズには様々な種類がありメリットもありますが、いくつか欠点もあります。

ここでは、レンズの種類と撮影する際に起きてしまう現象を紹介しています。

レンズに関するカメラ用語を知っておくことで自分に適したレンズを選び、レンズの欠点を理解した上で撮影することができるようになるでしょう。

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1.レンズマウント

レンズマウントとは、レンズ交換ができる一眼カメラにおいてカメラボディとレンズの接続部分の種類のことです。レンズマウントの規格が異なるとレンズはカメラボディに接続できない仕組みになっています。

2.焦点距離

焦点距離とは、ピントを合わせた時のレンズからセンサーまでの物理的な距離のことです。焦点距離が短いと写る範囲は広く、焦点距離が長いと写る範囲が狭くなります。焦点距離はレンズごとに異なります。

3.画角

画角とはどれくらいの広さで写真が写るのか、写る範囲を角度で表したものです。焦点距離の変化により画角は変化し、焦点距離が短いと画角が広くなり、焦点距離が長いと画角が狭くなります。

4.広角

広角とは焦点距離が短く、広い画角で写すことができる状態のことです。焦点距離16〜35mmくらいを指し、人がぼんやりと見ている視野の広さに似ています。広角で撮れるレンズは広角レンズと呼び、焦点距離が短いためレンズ本体の長さが短くなっています。

5.望遠

望遠とは焦点距離が短く、遠くのものをアップで撮れる状態のことです。焦点距離150〜300mmくらいを指し、遠くの景色を指1本分くらいのサイズ感で撮るイメージです。望遠で撮れるレンズは望遠レンズと呼び、焦点距離が短いためレンズ本体の長さが長く重くなっています。

6.ズームレンズ

ズームレンズとは、1本のレンズで焦点距離を変更できるレンズです。レンズ1本で写る範囲を拡大したり縮小したり、被写体に引いたり寄ったりできるため初心者にとって便利なレンズとなっています。

7.単焦点レンズ

単焦点レンズとは、焦点距離を変えることができないレンズです。カメラに写ったままの写真が撮影できますが、単一の焦点距離のためズーム機能がなく、自分で動いて構図を決めなければなりません。

8.フィルター径

フィルター径とは、レンズ前面の直径のことです。レンズの先端にはフィルターをはめるための溝があり、様々なフィルターを付けることができます。レンズは大きさが異なりフィルター径も異なるため、レンズの先端に書かれているフィルターの直径に合わせてフィルターを取り付けます。

9.フルサイズ換算

フルサイズ換算とは、異なるカメラでも同じ基準で写る範囲を示すための指標です。フルサイズとAPS-Cでは写る範囲が異なります。APS-Cの画角はフルサイズ用レンズの焦点距離を1.5倍すると同じ範囲になるため、焦点距離×1.5で計算します。

10.周辺減光

周辺減光とは、写真の四隅だけが暗くなる現象のことです。広角レンズの方が減光しやすくなっています。また、F値(レンズから入る光の量)を小さくしたり、極端に高く設定したときにも減光が強くなります。

11.歪曲収差(ディストーション)

歪曲収差とは、レンズで発生する写真の歪みのことです。実際目で見たときには真っすぐ見えていても写真になると歪んでしまう場合があり、広角レンズでよく起きる現象といわれています。

12.ケラレ

ケラレとは、レンズフード(レンズ先端に付けるパーツ)やフィルターが写真の四隅に写り込んでしまう現象です。レンズフードが斜めに付いていたり、フィルターを2枚付けしたりしたときなどに写り込む可能性があるといわれています。

13.ゴーストとフレア

ゴーストとフレアは、レンズを照明や太陽などの光の方に向けた際に起きやすい現象です。ゴーストは、写真の中に丸い光の粒や絞りの形状になって写るものを指します。フレアは写真全体もしくは一部が白く滲んで写る現象です。

まとめ

この記事では、12個のカメラ本体に関するカメラ用語と13個のレンズに関するカメラ用語について解説してきました。

カメラの種類や機能、レンズの種類や欠点についての基本用語を理解したことでカメラを始めるハードルが下がったのではないでしょうか。

自分に適したカメラやレンズを購入し、カメラを使いこなしていきましょう!

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